HOME

漫画『聖闘士星矢』続編や派生作品ってどんな話?
あらすじと感想

2019.9.15

こんにちは。聖闘士星矢(セイントセイヤ)のリアルタイムファンだった桜崎アサです。
あの大いなる連載が終わって長い年月が流れましたが、近年は車田先生が描いた続編のほか、別の漫画家さんによる派生作品もいろいろ出てますよね!(^^)!

みんな知ってる聖闘士星矢!
でも続編や派生作品はよく知らない、どういう話なの?という人も意外と多いように思いますので、
それぞれどんな話なのか、私なりにレビューしてみます!
なるべくネタバレしないように書きますね。

(ここではアニメの星矢ではなく、漫画作品についてのみ書きます)



ペガサス

聖闘士星矢


試し読み

著者 / 車田正美
巻数 / 全28巻(完結)※文庫版は全15巻

通称: 無印、本家、原作

『聖闘士星矢(無印)』あらすじ

聖域(サンクチュアリ)編(1~13巻)

物語の土台となる初期の話も外せませんが、盛り上がるのは8巻中盤から!
星矢たち青銅聖闘士(ブロンズセイント)は聖域(サンクチュアリ)に乗り込むが、アテナが黄金の矢を胸に受けて倒れてしまう。彼女を救うには、十二時間以内に黄金聖闘士(ゴールドセイント)が守護する十二宮を突破しなければならない!


ポセイドン編(14~18巻)

海皇ポセイドンが地上を水で覆いつくそうとしていた。
星矢たちは海底神殿に乗り込み、七人の海将軍(ジェネラル)、そして神であるポセイドンと戦う。


ハーデス編(19~28巻)

死んだ黄金聖闘士たちが冥王ハーデスに束の間の命を与えられ、アテナの首を狙って十二宮を進撃。
激闘の末に彼らの真意が明かされ、舞台は冥界へ!

『聖闘士星矢(無印)』感想・レビュー

すべての『聖闘士星矢』の原点です!
(続編でも派生作品でもなく「本編」です)

星矢たち五人の青銅聖闘士を主軸としたストーリー構成ですが、他にも魅力的なキャラクターが敵味方ともにたくさん登場し、時に主役を食うぐらいの勢いで見せ場があったりします!

読んだ人は、きっと推しキャラがいるはず!(^^)!


聖域(サンクチュアリ)編(1~13巻)

連載当時、特に十二宮の戦いは、本当に夢中になって読んでました!
(聖闘士星矢といったら、まずこの戦いが挙げられると思います!)


ポセイドン編(14~18巻)

とにかく熱いバトルを読みたいという人には少し物足りないかも知れませんが、私はすごく好きな話です。
愛(人間愛)というものについて特に描かれている章だと思います。優しさに満ちたラストも素敵です!


ハーデス編(19~28巻)

黄金聖闘士たちがエリシオンへの道を切り開く、嘆きの壁の突破シーンに胸が熱くなります!


『聖闘士星矢(無印)』を大人買いする!(電子書籍ストアhontoへ)

『聖闘士星矢(無印)』のアニメを観る!(オンライン動画&宅配レンタル TSUTAYAへ)

作品一覧に戻る


聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話


試し読み

著者 / 車田正美
巻数 / 現在12巻(続刊) ※オールカラー
週刊少年チャンピオンにて不定期連載中!

通称: ND、ネクストディメンション

『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』あらすじ

星矢の胸に刺さったハーデスの呪いの剣を粉砕するため、アテナ(沙織)は瞬とともに240数年前の前聖戦の時代へと飛び、一輝、氷河、紫龍も後を追う。
当時のペガサスの聖闘士・天馬(テンマ)や、先代黄金聖闘士などが登場し、前聖戦時代と現代が並行して物語が進行する。

最新12巻では、天蠍宮と人馬宮の間に伝説の「蛇夫宮(だふきゅう)」が出現。
蛇の毒に苦しむアテナを抱えた氷河が蛇夫宮内へ。その入口では瞬と紫龍が合流し、中へ向かう。

『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』感想・レビュー

車田先生ご自身による続編!

1巻は序章という感じで、物語としての面白さは正直まだ何とも……。
2巻で沙織さんと瞬が登場し、星矢を救うべく動きだしますが、そのあたりから面白くなってきたと思います!


前聖戦時代のキャラクターとして、黄金聖闘士なりたての頃のシオンと童虎のほか、先代黄金聖闘士たちが登場します。
無印とは違う黄金聖闘士のキャラクターが新たに作られていて面白いです。

ペガサスの天馬(テンマ)、ハーデスの依り代となるアローン、天馬の師でシオンや童虎とも関わりの深い水鏡(すいきょう)なども登場します。


注目キャラは十三番目の黄金聖闘士、蛇遣座(オピュクス)のオデッセウス!

救うことを己の使命とする医司の聖闘士。
しかし十二宮に現われた彼は、アテナを亡き者にすると公言します。果たしてその真意は?

11巻以降、オデッセウスと子ども時代の黄金聖闘士たちの回想がよく出てきます。
それぞれの人間味のある一面が描かれていて面白いです。

先代の黄金聖闘士たち、何だかみんな仲良しです。
そして面倒見のいいオデッセウス先生ステキ♪


星矢のいる現代(1990年)の様子も時々出てきますが、シャイナさんに異変が……。
蛇遣座(オピュクス)の聖闘士ということで、これから物語に深く関わってくるのでしょうか?


『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』を大人買いする!(電子書籍ストアhontoへ)

作品一覧に戻る


聖闘士星矢 EPISODE ZERO

著者 / 車田正美

チャンピオンRED 2018年2月号~4月号に掲載されました!
今のところ、コミックス化はされていません。

通称: エピゼロ

『聖闘士星矢 EPISODE ZERO』あらすじ

アテナが降誕した直後の聖域(サンクチュアリ)。
自分のもうひとつの心に苦悩するサガと、振り下ろされた短剣から赤子のアテナを守り、アフロディーテ・シュラ・デスマスクの攻撃を受けながらも聖域脱出を決行するアイオロス!

『聖闘士星矢 EPISODE ZERO』感想・レビュー

まさか30年を経た今になって、車田先生ご自身がこのエピソードを描いて下さるとは!

黄金聖闘士たちがアテナと教皇の前に集合しているところ(きっちり整列ではなく、なんか集まっている感じが面白い)や、サガとアイオロスの会話などが見られてうれしいです。
こんな時代もあったんですね……!

あの事件のとき黄金聖闘士たちがどこにいたかという事情も描かれ、なるほど!と思いました。

正義を貫くアイオロス。でも(分かってはいたけど)悲しい結末に……。
引き返せぬ道に踏み込んでしまったサガやシュラたち。強いてその道を進もうとする彼らにも注目です。


作品一覧に戻る


聖闘士星矢 ORIGIN


試し読み(2月号)   試し読み(3月号)

著者 / 車田正美

チャンピオンRED 2019年2月号~3月号に掲載されました!
今のところ、コミックス化はされていません。

『聖闘士星矢 ORIGIN』あらすじ

前編「第三の双子座(ジェミニ)

星矢がかざした楯でサガの中の邪悪が消し飛び、海底神殿のカノンは兄の自決を察知する。
そして時はさかのぼり、教皇シオンが統治する聖域にジェミニの聖闘士となる双子の赤子がやってくる。しかしそこには邪神ケールの凶星が取り憑いていたのだった。


後編「邪神ケール」

サガによってスニオン岬の水牢に幽閉されたカノン。そこにケールが現われ、アテナを殺すなら出してやると言ってくる。一方、自分の中の邪悪に苦しむサガは短剣で自決しようとするが……。
十三年後、アテナの楯によってレムールがサガの体から追い出される。それでもケールはハーデスの勝利を確信するが、そこに海皇ポセイドンの三つ又の鉾を手にしたカノンが現われる。

『聖闘士星矢 ORIGIN』感想・レビュー

ずっと読みたいと思っていた、サガとカノンのエピソード!(^^)!


前編「第三の双子座(ジェミニ)」

サガとカノンは、このようにして聖域にやってきたのですね!
(聖闘士星矢らしいというか、かなり非現実的です)

前編で登場するのは、「サガの乱」終盤の星矢、アテナ、サガ。海底神殿のカノン。時はさかのぼって教皇シオン、双子の赤子、五老峰の童虎。ハーデス城のヒュプノスとタナトス(声のみ)、新キャラのケール。童虎の回想として、NDの黄金聖闘士たちの姿も描かれています。

ケールの「いたずら」は、人の運命を翻弄した許しがたいものですが、でも小悪魔的な可愛さがあって(女性です)、すごく魅力的なキャラクターだと思います。


後編「邪神ケール」

後編では、サガ、カノン、シオン、童虎、ムウ、ケールが登場します。

カノンの「見ていろサガ!」が主軸の話でした!
この言葉にサガへの対抗心やコンプレックス、そして兄弟愛が込められていると思います。

カノンVSケールも面白かった!
ケールに立ち向かうカノンは力強くてカッコよかった!
粗暴な言葉遣いがサガとは違っていていいですよね。

ケールは、神の中では「小娘」なのでしょうが、カノンの本質を見抜いていたり、人の成長の可能性に思いをめぐらせたりといった一面もありました。

修行中の子ども時代のムウと、シオンや童虎とのやり取りも描かれています。


『聖闘士星矢 ORIGIN 前編』掲載のチャンピオンRED 2月号を購入する
『聖闘士星矢 ORIGIN 後編』掲載のチャンピオンRED 3月号を購入する

作品一覧に戻る


聖闘士星矢 EPISODE.G


試し読み

著者 / 岡田芽武
巻数 / 全21巻(このうち「0巻」はアイオロス外伝+データ集)(完結)

通称: エピG

『聖闘士星矢 EPISODE.G』あらすじ

アイオロスがアテナを拉致した事件から6年、教皇になりすましたサガが治める聖域(サンクチュアリ)。
黄金聖闘士がメインの物語で、主人公は獅子座(レオ)のアイオリア。
冥府(タルタロス)より復活した神々(クロノスを王とするティターン神族)と戦う。

『聖闘士星矢 EPISODE.G』感想・レビュー

物語は黄金聖闘士の大半が十代半ばだった頃。

成長するにつれ自分の姿に亡き兄の面影を見るアイオリアは、兄を尊敬しながらも、その外見を変えるために髪を赤く染めています。
粗暴でやさぐれ気味ですが、獅子宮の従者・ガランとリトスを家族のように大切に思っています。

従者の存在など、十二宮の生活の様子が描かれているのが面白いです。


サガ(黒髪)が良くも悪くもしっかり教皇やってます。
アイオロスも回想などでわりと多く出てきます。
他の黄金聖闘士も出番多いですが、童虎・シオン・カノンは、外伝も含めてほんの少しです。


絵は独特の画面構成がカッコイイのですが、悪く言えばゴチャゴチャ描かれていて、話の運びも分かりづらく、何をやっているのか正直よく分からないことが多いです……(^^;)

でも星矢ファンとしてうれしくなるシーンも多々あるので、見逃せないスピンオフ作品のひとつだと思います!
個人的には、一時的に人格を取り戻したサガの戦い(8巻)や、白銀聖闘士のミスティの戦い(18巻)が好きです。

ミスティが護衛する女性考古学者の任務も、世界観を深めていて面白いと思います。


敵のティターン神族は神ですが、熱い心を持った、ある意味とても人間的に描かれています。
彼らにまつわる神話も作中で多く語られています。


『聖闘士星矢 EPISODE.G』を大人買いする!(電子書籍ストアhontoへ)

作品一覧に戻る


聖闘士星矢 EPISODE.Gアサシン


試し読み

著者 / 岡田芽武
巻数 / 現在15巻(続刊) ※オールカラー

通称: アサシン、エピGA、GA

『聖闘士星矢 EPISODE.Gアサシン』あらすじ

主な舞台は現代の日本。主人公は山羊座(カプリコーン)のシュラ。
剣闘士(グラディエーター)や、「失われた世界(ロストワールド)」の聖域と戦う。

『聖闘士星矢 EPISODE.Gアサシン』感想・レビュー

青銅聖闘士たちがすっかり大人になっています。
瞬・氷河・紫龍・邪武がそれぞれ仕事に就いていますが、成長したら確かにそういう仕事をしていそうな感じだと思いました。もちろん星矢も一輝も登場します!

青銅から黄金聖闘士に昇格している人もいます。
貴鬼も立派に成長して黄金聖闘士になっています。その成長ぶりは涙もの。師弟対決もあります!

元の黄金聖闘士たちも全員、いろんな形で登場します。
冥界で散ったはずの彼らですが、実は生きてました♪というのではなく、パラレルワールドも絡んだ複雑な経緯があります。


「実は生きていた」黄金聖闘士も一人だけいます。まさか彼が教皇になっているとは……!
敵対するロストワールドの教皇も意外な人物で、悪役めいたセリフが新鮮でカッコイイです。

コクトーという名のフクロウや、火野吉乃(ヒノ ヨシノ)という少女の育ての父と母、なども巻が進んでから正体が明かされるのですが、いずれも意外な人物(無印の人物)です。
(一応、ネタバレしないでおきます♪)


迫力あるバトルシーンが多いですが、シュラが星座パフェ食べに行ったり、わんこそば勝負したり、温泉に入ったりもします。それを面白いと取るかイメージが崩れると取るか……?(^^)


アサシンオリジナルのキャラクターでは、普通の少女のようだけど自身も知らない大きな秘密のあるヨシノや、混沌女神(カオスアテナ)の巴、剣闘士(グラディエーター)の面々などが登場します。

前作『EPISODE.G』とのつながりは、あるのかも知れませんが、特に続きという感じではありません。


『聖闘士星矢 EPISODE.Gアサシン』を大人買いする!(電子書籍ストアhontoへ)

作品一覧に戻る


聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話


試し読み

著者 / 手代木史織
巻数 / 全25巻(完結)

通称: LC、ロストキャンバス、ロスキャン

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』あらすじ

前聖戦の物語。イタリアの孤児院でともに育ったテンマ、アローン、サーシャ。
やがてサーシャはアテナとして聖域へ、テンマはペガサスの聖闘士となる。そしてアローンはハーデスとしてふたりと敵対する。

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』感想・レビュー

車田先生の『NEXT DIMENSION 冥王神話』(ND)と同じく前聖戦の物語ですが、独立した別の物語です。
(どちらも「冥王神話」が付くので混同しやすいですよね)

前聖戦時代の黄金聖闘士が登場するのはNDと同じですが、シオンと童虎をのぞいて、NDとは別のキャラクターです。
(例: 無印 デスマスク、ND デストール、LC マニゴルド)


車田先生のダイナミックな作風と比べて、すごく緻密な作風です。
キャラクターの過去や心情など、一人一人とても細やかに描かれています。
特に黄金聖闘士は全員、情緒たっぷりに描かれています!

青銅聖闘士や白銀聖闘士、雑兵や聖闘士候補生たちも頑張っています!
テンマや黄金聖闘士のような華々しい活躍こそないものの、一丸となって戦う姿がちゃんと描かれています。

チョイ役と思われていた人物が、ラスト近くで重要な役まわりとして描かれていたところなども面白いと思いました。
彼はそのときにシオンに誓った通り、続編となる外伝で奮闘してくれます。

戦いの中で大勢の人が散っていきますが、最後まで生き残る人も何人もいて、未来への希望が見える比較的明るい終わり方です。


登場人物がすごく多いですが、物語の主軸となっているのはテンマ・アローン・サーシャの三人です。最終巻(25巻)の表紙が示しているように、それが最後まで貫かれています。


『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』を大人買いする!(電子書籍ストアhontoへ)

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』のアニメを観る!(オンライン動画&宅配レンタル TSUTAYAへ)

作品一覧に戻る


聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝


試し読み

著者 / 手代木史織
巻数 / 全16巻(完結)

通称: LC外伝、ロストキャンバス外伝、ロスキャン外伝

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』あらすじ

『THE LOST CANVAS 冥王神話』に登場した黄金聖闘士+教皇兄弟の外伝。主役は基本的に一巻ごとに交代し、この世にひそむ邪悪との戦い、師や仲間とのつながりなどが描かれている。

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』感想・レビュー

物語は一巻ごとの完結で(13巻と14巻、15巻と16巻は続いています)、各回ゲストキャラクターが登場し、彼らとの関わりを通して黄金聖闘士の活躍が描かれています。
ゲストキャラは魔物的な存在であったり、師や旧友であったり、一般の人であったりします。

黄金聖闘士同士の絡みも多いです!


時代はロストキャンバス本編の前(聖戦が始まる前)が多いですが、聖戦後を描いている話もあります。また、15、16巻は教皇セージとその兄が主役で、さらに前の聖戦の頃の物語です。

全体的に、ファンタジー要素の濃い(ダークファンタジー的な)作品だと思います。


『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』を大人買いする!(電子書籍ストアhontoへ)

作品一覧に戻る


聖闘士星矢 セインティア翔


試し読み

著者 / 久織ちまき
巻数 / 現在13巻(続刊)

『チャンピオンRED』にて連載中!

最新刊(13巻)あらすじと感想

『聖闘士星矢 セインティア翔』あらすじ

アテナの侍女的立場の「聖闘少女(セインティア)」たちの物語。時は無印と同じ頃。邪神エリスの依り代とされた姉・響子を救うため、翔子は子馬座(エクレウス)のセインティアとなる。

『聖闘士星矢 セインティア翔』感想・レビュー

『セインティア翔』は、萌え系漫画でも恋愛少女漫画でもなく、ちゃんと聖闘士星矢な漫画です!

セインティアたちは仮面をつけていません。
これは女性聖闘士の仮面の掟がなかったことにされているのではなく、理由はちゃんと作中で言及されています。

戦闘能力は一般の聖闘士と比べると今ひとつという感じですが、セインティアたちは戦いの主力ではなく、セインティアにはセインティアの役割があるというスタンスで描かれています。


無印と並行する時期の物語なので、作中で銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)や十二宮の戦いも出てきます。

銀河戦争は翔子の視点で描かれています。星矢との接触も少しあります。

十二宮の戦いは、セインティアの面々が関わっていないので、ダイジェストで描かれています。
戦闘シーンは大幅にダイジェストなのですが、アテナ(沙織)がサガと対面するくだりは、以後のセインティアの物語に大きく関わることなので、しっかり再現されています。


青銅聖闘士の出番は少ないですが、星矢・瞬・邪武・市がセリフ有り。
無印の白銀聖闘士では、魔鈴さんがセインティアとの絡みあり。シャイナさんも少し出てきます。

黄金聖闘士は、ミロ・サガ・デスマスク・ムウ・アイオリア・シャカが出番多め。
アフロディーテ・アルデバラン・アイオロス(回想)・シュラ(回想)も出てきます。老師も少し。カミュは姿のみ。
黄金聖闘士は派手なバトルシーンも多いです!


沙織さんの心情が丁寧に描かれているのもいいなと思います。

無印の沙織さんは、依り代(ジュリアンや瞬)に罪はない、決して傷つけてはならないという姿勢を貫いていましたが、この『セインティア翔』でも同様に描かれています。

翔子の姉でセインティアだった響子が邪神エリスの依り代とされてしまいますが、それに対する翔子や沙織さんの思いは、この物語の核のように思います。

ミロと邪霊士(ゴースト)のリゲルの、依り代の犠牲をめぐる会話も考えさせられます。

響子を取り戻すのはもう絶望的な状況ですが、最終的には何らかの救いがあると期待しています。


ところで、無印キャラの○○が出ているから、という理由で『セインティア翔』に興味を持つ人も多いと思いますが、もちろんその点でもこの作品はすごくオススメなのですが、オリジナルである五人のセインティア(翔子・美衣・シャオリン・カティア・エルダ)にも注目して読んでもらいたいな、とセインティアファンとして思います。

キャラ作りや、キャラの見せ方がとても丁寧だと感じます。

最初の頃は反発的に「城戸沙織」と呼び捨てにしていた翔子が、自然に「沙織さん」と呼ぶようになり、次第にアテナのセインティアとして目覚めていく心の動きなど、とても納得がいくものでした。


『聖闘士星矢 セインティア翔』を大人買いする!(電子書籍ストアhontoへ)



↑『聖闘士星矢 セインティア翔』を掲載している『チャンピオンRED』も読めます!


作品一覧に戻る


聖闘士星矢(続編・派生含む)の電子書籍は、きれいに電子化されているか?
電子版の見開きのクオリティや、紙のコミックスとの違いなどについて書いてます。

電子書籍やわらかガイド
「電子書籍って、どうやって買って読むのかよく分からない」という方の参考になれば幸いです!